今日のひとこと
じんぐるべー じんぐるべー …ってもう終わってるしね
皆さんのクリスマス記事にホッコリしたりウルっときたりの今日この頃。
それぞれにドラマがありますね。
子どもたちのサンタさんへの想いって…とりまく思い遣りのたまものかもしれないね。
息子が小学6年生のときにサンタさんをまだ信じていることがわかってかなり驚いたけれど
「サンタなんているわけないじゃん」的なことを言う友だちも周囲にたまたま?いなかったのかもしれないし
スレない環境で育ってこられたというのは貴重だったんじゃないかなと思う。
そしてそして
子どもの巣立ってしまったわたくしの平成さいごのクリスマスは
胃カメラのクリスマス
…でした。おかげでイブの夜は20時以降何も食べられず。
仕方ありません。ムリに予約入れてもらったのですから。
歳を重ねるにつれ臆病に保守的になってゆくわたしの「はじめてシリーズ」です。
これは記録しておかねば。
そんな予感はあった
検査に備えて体調を整えておかなければ…そう思っていたのに
よりにもよって鼻かぜをひいてしまいました。ばかばかばか~
検査の1週間前のことです。
1週間あれば治せる。いや治せ。治さなければ
…必死に出すもの出し切ったつもりで挑んだ当日。
鼻の通りをチェックする先生の無慈悲な言葉。
鼻むくんでてダメだね。ムリしちゃダメだ。口からやろう口から
もうね、有無を言わせない勢いがあったので
イヤだ!なんてとても言えずあれよあれよと「口から胃カメラ」が始まりました。
小動物並みのじぶんの心拍数にあきれる
そんな予感はあった…とはいえ
切り替えできてませんよ心の準備が整っていませんよ先生。
わたし、オエってなりやすいんですよオエって。
あ、あの、鎮静剤とか使うのですよね?(ぽこ)
そんなの使わなくても大丈夫だから、怖がりすぎ(せんせ)
いやぁぁぁぁムリムリムリ絶対ムリ!どうすんのこれぇ
この状況を振り返ってみて
じぶんのビビり具合にほんと、あきれます。
心拍数をモニターに繋げているので室内にわたしの心拍数が鳴り響いてる。
まるで小動物。
でもむしろ、このじぶんのビビり具合が逆にわたしを奮い立たせた感じで
じぶんの中の小さなプライドがムクムクとしてきました。
あれ?以外とだいじょうぶかもしれない?
腹をくくったら、先生を信じて身を任せるしかない。
そこからはずっと目を閉じていたので何が行われていたのか見ていません。
先生の声だけに意識を集中します。それしかできない。
いちばんの難関は
管が喉を通るときにオエオエになりやすいことだと思うのだけど
先生の言うことに素直に従っていたところ
なんと、一度もオエオエしませんでした。ウィズアウトオエオエ
食道を通ってるとか、十二指腸の方を見てるとか、ああだこうだとか
説明してくれるのですが、お腹の中を管が通ってる感覚はそんなにありません。
空気を入れるね~って言われたときだけはかなり違和感ありましたが。
この程度ならなんとか耐えられる 出産よりは辛くない
早く終わってくれ…とはもちろん思いましたが、この状況をわたしなりに乗り越えることができました。
そう、「はじめてシリーズ」をひとつコンプリートです。
じぶん的にはありえなかった「口から胃カメラしかも意識あり」バージョン。
終わったあとがツラかった
結果として
先生の腕の良さと、わたしの素直さがマッチングした感じです。
看護婦のオバちゃんからもその「素直さ」を褒められました。
一度もオエってならなかったのは上出来ですって。
ただね…このあと1時間がツラかった。喉の麻酔が抜けるまでが。
唾もうまく飲み込めないし、なんとなくフラフラするのはイヤですね。
胃カメラも怖いけど…さいきんは同じくらい麻酔も怖いので
やっぱりそうそうやるもんじゃないな。胃カメラ。
そして検査の結果は…
ピロリ菌に関しては今日は断定できないけれど、おそらく大丈夫だろうと。
過去にいたかもしれないが今はいないのか
もとから陰性なのかは判断が出来ないようでした。
荒れていた胃の出口は修復されていたようですが、組織を取り出して検体にまわしたようです。検査結果が出れば判断できるでしょう。
少し不安要素ではありますが
血液と検体に関してはわざわざ検査結果を聞きにこなくても、ついでの時で構わないと言われたので
そこまで深刻に捉えなくてもよさそうです。
深刻な状況は見られないけれど「腹八分目」を意識して生活するように
薬が効いたようなのでまたしばらく飲むように処方されました。
さいごに
胃カメラ…もうやりたくないけれど
もし次があるのだとしたら今度こそ「鼻から」やります。
以上、胃カメラ検査がなんとか無事に終わったお話でした。
とりあえずこれで年を越せます。
皆さまもお身体ご自愛くださいね。
*ぽこ*