ぽこあぽこ日記

あらゆることをびぼうろく

プーシキン美術館展で出逢ってしまった

 

 

 

 

気になってた美術館展に行ってきました。

  

 

www.tobikan.jp

 

 

 

前回(2013年)は人物画が多かった記憶ありますが

今回のテーマは「旅するフランス風景画」

そして

目玉は今回初来日、モネの名作「草原の昼食」とのこと。

モネ好き*ぽこあぽこ*としてはスルーできん

 

 

 

行くぜ! 

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ということで

モネの作品に会いにゆき

なんと

モネ以外の作品にズッキューンして帰ってきました。

 

 

  

ルイジ・ロワール / パリ環状鉄道の煙

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1885 年
油彩、カンヴァス
172×296cm

 

 

ここで長い間立ち止まっている方、わたしだけではなかったです。

なんでしょう…

ジワジワジワジワと出逢ってしまった感がこみあげてくるというか

この景色の奥が気になるというか

とにかく印象的な作品でした。

今回のの目玉はこちらと思われます。この地味さでは広告塔にはなれないでしょうから

 

湿気を含んだ朝のパリ郊外

目の前の視界をさえぎる機関車の白い煙の匂い

二頭の馬のおしりのフォルムと揺れる尻尾

ぬかるみ具合や馬の糞の臭いさえ感じる道の質感

脇で立ち話をしたり淡々と作業をする人々

 

華やかなパリじゃない日常のパリ

 

とくに

この白い煙に対して

 

ちょっ、そこどいてくれないかな

 

とさえ思ってしまうくらいリアルにその風景を感じているという不思議。

これは気になる画家さんです。ルイジ・ロワール。知らなかったんです

 

 

 

肝心の「モネ」ですが 

わたしはモネの光や風や空気のゆらぎの描き方が好きなのですが

今回のモネは、いわゆる「モネ」が確立される前の

26歳という若い頃の作品ということもあってなのでしょうか

初々しい印象を受けました。荒削りというか。

 

  

東京都美術館にて7月8日(日)まで開催してます。

 

 

*ぽこ*

 

 

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