今日のひとこと
カボチャは冬至に食べるもんだって相場が決まってるんだよ!べらんめえ
なぁんて言いながら
お昼にカボチャプリン♡
お夕飯にカボチャサラダ♡食べてるのはどこのどいつだ? あ、わたす?てへ
先日の旅行のおはなしです。北陸といえば「白山」
白山(はくさん)とは、石川、福井、岐阜の3県にまたがってそびえる
昔は近づくことさえできず遠くから拝む存在であった霊峰です。
山そのものがご神体ということですね。
白山の歴史はめちゃくちゃ古く約40万年前からはじまります。
ニッポンでも数少ない中世代ジュラ紀の古い地層が分布し、ニッポンを代表する恐竜の化石の出土地としても有名です。
この、決して人間を寄せ付けなかった霊峰白山が
そろそろ、人間も登ってもええで?
てなかんじで奈良時代のお坊さん泰澄大師の夢に出てきたのをきっかけに
832年、越前・加賀・美濃の三方から白山への登拝道が開かれます。修験道の山として
現在も登山道として利用されていていますが
舐めてかかったら容赦しない厳しい山だということは今も昔も変わらないハズです。
登拝の拠点には
加賀の白山ひめ神社
越前の平泉寺白山神社
美濃の長滝白山神社
3つの神社が存在します。ご縁があれば伺いたいと思ってる神社です。
白山ひめ神社とは
「しらやまさん」と親しまれている金沢の「白山ひめ神社」ですが
全国に点在している白山神社の総本宮であり、加賀の国の一の宮である由緒ある神社であります。
とはいえ
神社も存続させてゆくために色々と工夫をしなくてはならない時代
「縁結びの女神さま♡パワースポット」的なキャッチフレーズは必須のよう。
そう、わたしの嫌いなワードとしてトップ3に入っている
「パワースポット」として有名な神社でもあります。笑
今回の旅で外したくない目的地でした。
いざ、表参道へ
数年前にいちど参拝してるので今回は2度目のお参りです。
前回はクルマでしたが今回は電車でのんびりと。ローカル線、面白いな。
金沢駅から電車を乗り継ぎ40分くらいで最寄駅に到着
駅から神社まで歩くと30分くらいかかるのでレンタサイクルかタクシーを利用します。
ちょうど目的地が同じ親子二人連れとタクシーをあいのり。
表参道から失礼します
一の鳥居くぐると空気変わります。もう神域入りました。
この坂道が永遠に続いてほしいくらい清々しいです
二の鳥居が見える。参道がもうすぐ終わってしまう…
それにしても鳥居の向こう側がさらに清々しい雰囲気を醸し出している。キラキラだ
その前にじぶんを清めましょう
ククリ姫とは
御祭神は
いざなぎのみこと
いざなみのみこと
この二神の前に
しらやまひめおおかみ【くくりひめのかみ】
とあります。
このククリ姫、日本書紀にたった一度だけ登場する「謎の神さま」とされています。
神話では
イザナミとイザナギが夫婦喧嘩したときにふたりを仲直りさせる神さまなの。
たぶんきっとものすごく重要な役割を果たした神さま。神話では。
だって、その後仲直りしたイザナミとイザナギのあいだに
アマテラスオオミカミ
ツクヨミノミコト
スサノオノミコト
知らない人のいない有名な三神が生まれるのですから。
おそらくこういう理由から世間的に「縁結びの神さま」と呼ばれるのでしょう。
一説によると、ククリ姫は未来のアマテラスオオミカミであるとも言われています。
境内を写メるのは失礼なのでここまで
さいごに
本殿にお参りしたあと
白山奥宮遥拝所(はくさんおくのみやようはいじょ)にもお参りしました。
白山の山頂にある奥宮にはなかなかお参りすることができないので
その代わりに遥拝所を拝みます。白山のカタチをした大岩が祭られていました。
ご利益を期待しているわけでも御朱印を集めているわけでもないのに
「どうして神社へ行こうと思うの?」と聞かれることがたまにあります。
以前の同僚は、わたしが伊勢神宮へお参りすることをはじめは「観光でしょ?」と言ってましたが
それにしては毎年毎年飽きずに通っているので何も言わなくなりました。笑
正直なんて答えたら理解してもらえるかわからないのでその辺はあいまいに返事をしてしまうわたしです。
ただ
人知を超える太古から存続している存在が軽々しい扱いをされている昨今
そのしっぺ返しをわたしまでくらいたくないので
「神社でお願いごとをするときはじぶんの住所を言った方がいいってテレビで言ってたけどホントなの?」
みたいなことを聞かれたときは完全否定します。
そんな人間ばかりじゃないということを神さまに証明するためにお参りしているのか?ムキになってる?
ううん、基本的には「感謝」です。国家安寧、生かされていることへの感謝。
なかなか口に出して言えないことなのでここに書いておこう。
オモシロ味のないお話になってしまいましたが
最後まで読んでくださってありがとうございました。
*ぽこ*