ぽこあぽこ日記

あらゆることをびぼうろく

信楽で ろくろにチャレンジ【電動ろくろ体験記】

 

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どうしてもやってみたい事があり…滋賀県の「信楽」へ行ってきました。

焼き物の里「信楽」「ろくろ体験」です。

朝ドラの影響も多少は?ありますが

子どもの頃から、たまたまテレビで「ろくろを回して器を作っている」映像を見かけると食い入るように見つめたものです。

そんな、子どもの頃からの好奇心が50歳目前にやっと満たされました。

 信楽駅前の巨大タヌキ

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朝ドラのポスターもレトロに映りますf:id:poko-a-poko:20201205162838j:image

 

大小屋(おおごや)陶芸教室

ろくろ体験は信楽のいくつかのお店や教室で開催されてますね。

わたしも、どの教室にしようか1~2日考えましたが

最終的には直感で「大小屋」の陶芸教室を選びました。

 

 

観光客が軽い気持ちで回せるほど簡単なものではないでしょうから

それはこちらもわかってますので

たった1時間の体験のあいだは気軽に楽しく過ごしたい…

スカーレットで八郎が「信楽の土はええ土やぁ」と言ってましたけど

その「土」の感触を知りたい…

ろくろを回して土のカタチを変える感触を試してみたい…

もうほんと、それでじゅうぶんなので

できるだけ気軽に体験できそうなお店を選びたかったのです。

  

www.oogoya.co.jp

ここはお店もカフェも併設されていて観光客向けのお店。

タヌキがいっぱいおらんのも良いです。

 

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受付を済ませてさっそく教室へ

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1時間ごとに予約を受け付けているせいか?

サクサク回転させるために少し事務的というか、せわしない感じがありました。

これは…のんびりやらせてはもらえない雰囲気です。予感は的中でしたね

わたしたちの他に5人お客さんがおられました。定員は8人。

スタッフの説明を10分ほど聞いて

ろくろの前にスタンバって

昔のトラックのトランスミッションみたいなレバーでろくろを回します。

 

おぉ…まわっとる! 

 

いや、当たり前なんですけど。

やっぱりこの歳になっても初めてのことはワクワクするね。

両手を水にひたしてまわっている土に触ります。おそるおそる。

 

おぉ…これが信楽の土!

 

このリアクションは伊勢の「真珠取り出し体験」の時とまったく一緒じゃないか。

こうやって振り返ってみるとよくわかりますね。デジャヴだわ。

 

www.pokoapoko.site

 

感動している時間はありません。次の回が控えているので。

さきほど説明を受けたとおりに 

左手の親指を使って土に穴をあけてカタチを作ってゆかなくては。

 

わたしは根が慎重なタイプなので

土のカタチがヤバいことにはならずとも

その反面なかなかカタチになってゆかないのでした。

 

ずっと撫でてるだけでいいんか?

 

はい。触ってるだけで満足です。癒される。

 

結局は他力本願であった…

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夫は途中まで順調にお茶碗を作っていたようですが

調子に乗りすぎたのか?

ふと横を見たら

とんでもないカタチになりながら回り続けるお茶碗が。

冷静を装ってなんとか修正しようとしてました。性格が出るよね

お店の人から「これはもう治らないから作り直しね」と言われる。ドンマイ。

そんなこんなで慌ただしく終了。

 

出来上がり

最終的にはスタッフの方がチェックと手直しをしてくれます。

中には「じぶんで作った器を手直しされたらオリジナリティが台無しだ」

と思われるお客さんもおられるようです。

お店の方の説明の受け売りですが

800度の高温で焼くことに耐えられない場合は作品が割れてしまうこともある。

そうならないように最終的にチェックと手直しは必要なのだと。

いや、わかりますとも。

たかだか1時間の体験で「じぶんで作ったものに手を加えるな」とは口が裂けても言えません。

 

こんな感じに仕上がりましたf:id:poko-a-poko:20201205155935j:image

 

左がわたしの湯のみと盛り付け皿。

右が息子の植木鉢とお皿ですって。

息子のお皿はいびつな部分がありますが、それが味があって良いです。

じぶんで作った感があるもんね。

 

焼き上がりに1.5ヶ月くらいかかります。焼きあがった作品は郵送してもらうことに。

釉薬の色を5色の中から選べるので、わたしは二点とも赤色にしました。

出来上がりが楽しみ。

欲を言えば、もう少し時間をかけて体験したかったですけど

限られた時間で貴重な体験ができたこと、良い思い出になると思います。

焼きあがった作品は追記でアップします。

 

 

 

 焼き上がりました

とうとう焼きあがった作品が届きました~パチパチパチパチ!

ほんとうは壷で焼く作業もこの目で見てみたかったです。

朝ドラではそれこそ「焼き」こそが陶芸のクライマックスでした。

ヒロインは不眠不休で火事になりそうになりながら「焼き」と格闘してました。

  

 

 

なかなか良い出来です。他力本願だし。笑 

せっかくなので毎日の食卓に登場してもらいましょう。

 

\ 最後までお読み下さってありがとうございました/ 

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