還暦を迎えたら出家したい…
俗世に嫌気がさして現実逃避したくなった時にボソっと口から出てしまっても
スマホ捨ててネットとSNSぜんぶやめてから言ってね~
と返されるのがオチなのです。 だから、それが出来ないから出家したいんじゃないかっ
ご機嫌いかがですか?
立春を迎え、梅の花が開き、お日さまが春の匂いをつれてきてくれました。
季節は巡る…
今夜は大河ドラマの最終回なので
早めにお夕飯とお風呂をすませてテレビの前に正座をしてスタンバイするつもり。
今回の大河ドラマ、わりと好きです。
長谷川博己さんの演技は大好きです。毎回とても楽しみに拝見してます。
話が進むにつれ信長も光秀もどちらも壊れてゆくさまがなんとも切ない。
ちょっと今までにないふたりです。
とはいえね
あの信長、いくらなんでもメンヘラ過ぎじゃね?
って思うのわたしだけですかね。
いかなる歴史的謀反というオチに向かってゆくべきか
ある程度は覚悟してましたけども
実際の信長はあんなメンヘラじゃないですから。会ったことないけど
あそこまでメンヘラのサイコパスにされた信長を
「あれはドラマだ」と思わずあのままが信長像としてインプットされてしまう層がいるのではないか?と思ったら
正直なところ腑に落ちないです。
ちなみに信長って「尾張国」の戦国大名というイメージが強いですね。
生まれた場所についても勝幡城、那古屋城、古渡城のどこかではないかと言われてる。
でもね
信長の出自は福井県の旧織田町にある劔神社であり、彼の家系は神社を守る神官です。
劔神社 (つるぎじんじゃ)
福井県の越前町(旧織田町)にある神社である。
別名 織田明神。
素戔嗚尊(スサノオノミコト)主祭神とし、特に織田信長は当社の神官の子孫であるとされ、織田家の氏神とされた。
尾張織田家は故郷の名にちなんで織田と名乗ったのが始まりである。
(ウィキペディアより)
彼は神道の家系なのですよ。
一般的に無神論者だと思われてるけど、それは後付けの解釈でしょうね。
自ら神社に参拝もするし仏教だって認めていましたもの。
伊勢神宮にもいちど参拝しています。
比叡山を焼き討ちにして僧兵の力を削いだり本願寺の組織を打倒したのは宗教権力によって皇室の存在が危ぶまれることのないようにという意図の結果でしかないの。
サイコパスが喜んで人殺ししてる訳じゃないってことです…
ですが、ドラマの信長は「天皇の権威を利用し朝廷をみずからの都合で操る男」にされていましたね。
まったく腑に落ちず。
現在の検証としても
信長は朝廷の財政再建を実行し存立基盤の維持に努めていたし
皇室とは協力的な関係にあり尊崇していたという見方が有力になっているとのこと。
ドラマの序盤で信長が帝に対する思いを父親を回想するカタチで語っています。
そこには帝に対する尊敬の念がありましたよね。
信仰というものは群れてするものじゃないです。
組織になった時点でアウトです。
彼は今でいう「政教分離」をしたかったんじゃないかと思います。
仏教を忌み嫌い逆にキリスト教を庇護しようとしたわけでもない。
異国に関心を持ちながら異国の脅威も理解していました。
ここはすごく大事な部分で、これは江戸時代に入ってからの鎖国に繋がります。
とにかく信長はあそこまではコジらせてないです…トホホ
自らを第六天魔王と呼んで悪役を引き受けたそのビジョンですが
少なくとも秀吉は理解できなかったでしょうなぁ。
光秀は理解してたと思いますよ。
そして
個人的には信長は本能寺で死んでないし光秀も生き延びたと思ってます。
これを言ってしまったらドラマが成立しなくなっちゃうけど
本能寺の変はヤラセだったっていうのが本能寺の変の個人的なオチです。
ほんとうは信長と光秀は近しい存在だったハズ。
ささ、最終回を楽しみに、これからカレーを作ります☆
\最後までお読みいただきありがとうございました/