先日IKEAでお買い上げしたコーヒー豆 500g
開けてみたら「豆じゃなくて粉」だった件です。
仕方ないからぜんぶ使いきるつもりで飲んでいたのですが
なんか…ヘンな味する…
3~4杯はいただいたのですが、クセのある味がします。
賞味期限をチェックすると2019年5月でした。
挽いた状態で賞味期限が近いので酸化しすぎているのかもしれない。
ちなみに、コーヒーの酸化が始まるのは
焙煎したら1ヵ月
粉にして1週間
抽出して2時間といわれてるそうです。
飲まない方が良さそう…というか飲みたくない。
サイフォン式で珈琲を淹れたり
珈琲のことを調べてゆくうちに
つくづく珈琲というのは生鮮食品なんだなぁと感じています。
珈琲がカラダに良いとされるのは酸化する前の新鮮な場合のみで
酸化(劣化)したものを飲んで調子が悪くなるのは当然のことなのですよね。
いらないコーヒー豆は何か使い道があるのか
結論から言うと、消臭剤として良い仕事をしてくれます。
これは間違いないようです。
ただ、ぶっちゃけ、これと言ってそれ以外に使い道はないです。
ググってみると
「飲まないコーヒー捨てないで!有効利用10の方法」
とか
「色々あるよ!酸化してしまったコーヒー活用法」
などの
全国の美味しくないコーヒー豆に困っている人々を助けるべく
「絞り出してる感」否めない内容のブログ記事をお見かけするのですが
残念なことに
飲まないコーヒー豆の使い道は10個もないのです。
コーヒー豆を消臭剤にしました
とりあえず豆はたんまり残っているので贅沢に消臭剤を作ることにしました。
紙製のお茶パックを用意します
大き目のパックと小さ目のパックにつめてゆくだけ。
美味しくない豆とはいえ、部屋に珈琲の良い香りが漂います。くんくん
ぜんぶで15個。
あとは匂いの気になるスポットに放置してゆきます。それだけ。
冷蔵庫(またしても何も入っていない)
念のため言っておきますが「たまたま」食材を使い切った 後です。笑
トイレの棚
窓にも
洗面台の下には3つ!
ブーツの中
靴箱の上
靴箱の中は1段に1つずつ
なんでしょう
捨てる罪悪感から解放されたことと
消臭剤として生まれ変わってくれたことに
かなりの自己満足を感じています。笑
可愛いハギレで包んで消臭剤の外観をおしゃれに演出されてる記事も見かけましたが
効果を優先したい場合は布で包まない方が良いかなぁと思いました。
「どうしようもないコーヒー豆だけど捨てるまでにワンクッション置きたい」
ただただそれだけの目的でしたら
いろいろ吸ってもらって2~3週間で捨てちゃうわけですしね。
まとめ
コーヒーの香りは芳香効果が高いです。
ですが、その強い香りで誤魔化して消臭効果を高めているというわけではありません。
コーヒー豆の表面には無数の小さな穴があいていて(多孔質構造)
そこに臭い成分が吸着されるしくみになっており
消臭剤として使われる「活性炭」と同じような構造になっているのでした。
挽いたコーヒー豆には活性炭素以上にアンモニア脱臭力があるそう。
豆を挽くことで表面積が広がるという単純な理由です。
豆のままでは効果が薄れてしまいますので要注意です。
美味しくないコーヒー豆は消臭剤にリメイクしちゃいましょうというお話しでした。