ぽこあぽこ日記

あらゆることをびぼうろく

あまり期待しないで行った「運慶 展」がめっちゃ面白かった

 

こんなに気持ち良いお天気のお休みは…

洗濯器をガンガン回さずにはいられない! お主婦のサガってやつです

なので、洗濯物とオフトゥンをしっかり取り込んでからお出かけしました。

 

特別展「運慶」 @東京国立博物館 です。

 

 

すっかり日も暮れて幻想的

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連休初日でもあり覚悟はしてたのですが

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17時過ぎの時点でも30分待ちの入場規制

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日中は1時間待ちだったみたい(ツイッター情報)

すでに来場者が30万人を超えてるらしく

それってわたしの住んでる市の総人口より多いです。

とにかくこれだけ混んでいるのであれば

ゆっくり観られないだろうし、そんなに楽しめないだろうな…

そんなあきらめモードで待ち時間を過ごしていました。

 

 

 

ところがどっこい いざ入ってみるとこれが予想外に面白くて (笑)

すごく中身の濃い時間を過ごすことができました。

 

 仏像は生きものだな…

というか、生き続けている…

ホントにそう感じました。

長い年月の間、多くの人々に手を合わせられ念の重みを一身に受け

その姿に深みを増しながら人々と生き続けてゆく。

まさに偶像崇拝のカタチを目の当たりにした感があります。

 

こんなにマジマジと目と鼻の先で

前から横から後ろから(笑)

仏像の姿をながめたのは初めてなので

とても興味深かったです。

ひとりだったら、何時間でも眺めていられますね。

飽きません。

 

とくに印象に残ったのは

運慶のデビュー作 (大日如来坐像)

木造法相六祖坐像(もくぞうほつそうろくそざぞう)

制多迦童子(せいたかどうじ)

  

興福寺の国宝、六祖坐像は

運慶のお父さんの作品なんだけど

とにかくその6体それぞれがあまりに人間臭くて 

皮膚に浮き出る血管とか

充血している白目とか

ひとつひとつ観ていたら朝までかかりますね (笑)

個人的には左から2番目の方から(名前わからない)

なかなか目が離せませんでした。怖いもの見たさね

  

せいたか童子はひじょうに丹精な顔つきなんだけど

それでいて何とも表現できないような

不可解で憂いをも感じる表情をしているの

とても魅力的でした。

  

時には激しく意思を持った眼光を

一方で静かな海のように慈愛に満ちた眼差しを

いまにも動き出しそうな繊細な指先を表現できる

天才仏師っていったい何者だったのでしょうね。

 

運慶…畏るべし

 

 帰る頃これでもだいぶ人も少なくなっていました

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その後 息子と合流して上野でステーキ

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あまり期待しなかっただけに得した気分になりました (笑)

あとは昼間干したふかふかのオフトゥンで眠るだけ。

おやすみなさい

 

*ぽこ*

 

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