ぽこあぽこ日記

あらゆることをびぼうろく

遠くの神さまよりも近くのご先祖さま【お彼岸のはなし】

 

こちらの情緒とは無関係に正確に進んでいる…季節は地球の時計。

少しずつ仕事から帰宅する部屋が薄暗くなりつつ…わたしの気持ちは置いてきぼり

ちょいちょいおセンチな気分の*ぽこあぽこ*です。こんにちは。

 

お彼岸はニッポンのオリジナル

そして…暦(こよみ)の上では秋のお彼岸期間に入ってますね。

昼と夜の長さが同じになる秋分の日を挟んだ1週間がお彼岸の期間と言われています。

春分秋分はとっても大切な節目だと感じているので、いつも必ず

おはぎを食べる

 …って、おぉーい。そうじゃなくて。まぁおはぎも大好きなんですけど~

お墓参りに行きます。

お彼岸という概念はニッポン固有のものらしいですね。興味深いです。

太陽軌道の節目という「神道思想」と、この世(昼)とあの世(夜)の長さが均等になるという「仏教的思想」がミックスされたのがお彼岸なのかもしれません。

  

秋のお彼岸はいろんな断舎利に有効な節目

この小さな節目に

じぶんの所属している家系のご先祖に感謝すること

新たな気持ちで目標を立てたり、良くないことを止めたり断舎利すること

自己実現にひじょうに有効なんだそうです。

ちなみに

所属している家系というのは「じぶんの苗字の家系」ですね。

なので女性は結婚をして苗字が変わることで家系も変わります。

結婚してから「なんか人生が変わった」と感じるとしたらそのせいもあるでしょうね。

わたしは夫の苗字に変わってからモノゴトの捉え方や生活がずいぶん変わったと感じているのですが、それはやっぱり属する家系が変わったのもアルなと思ってます。

結婚する前は、お墓参りなんて家族で行ったことがなかった。習慣がなかったので。

亡くなってしまった家系の先輩たちのことなど眼中にありませんでした。

かといって

夫の家族もごくフツーの人たちで。

決して何かの宗教に入っているわけではなく、ただただ亡くなった家族を忘れずにいるフツーの感覚からお墓参りに行く習慣があるだけ。

でも、このフツーの感覚が大切なんじゃないかと改めて感じている今日この頃。

 

なぜお墓参り?の持論

何か困ったことや願望があると神さまにお願いするために神社へお参りに行く風潮があるけれど…神社ってそういう機能の場所じゃないと思うんです。

個人の厄介払いや願いをなんとかしてくれるほどヒマじゃないし寛容でもないしむしろ怖い存在であって。

世に言うパワースポットなるものでそこが「ホンモノの聖地」ならば、不埒な気持ちで侵入すると癒されるどころか逆にアタってしまうんじゃないでしょうか。

もし神さまがほんとうに存在するのならばそれは

土地の精霊や、宇宙・大自然の厳しい意志そのものであり「人間にとって都合の良い意志」であるわけがないんです。

 

それにくらべて

個人の幸せをほんとうに親身に考えて助けてくれているのは「ご先祖」であり

それと同時に

成仏できずに子孫にすがりつくのも「ご先祖」で。それが子孫の人生にも関わってくるから怖い

ご先祖を助けるのも、ご先祖に助けられるのも、家系でつながった子孫だけという…

すごく大切なことなのに誰も教えてはくれないことです(笑)

そんなの関係ねぇ

そう思うのも自由だけど(だって見えないし)

50年近く生きていると平凡なわたしの人生でさえ「あの時の奇跡」のような?一歩間違えれば命を失っていたかもしれないような出来事や

「あの時の選択」のような?人生の分かれ道のような出来事に

ご先祖の導きや後押しが少なからず関係していたんじゃないかって思うことが、1度や2度はあったりするものなので。

これこそお蔭さまってやつだと思っている。

 

そして

逆にすがってくるご先祖(とくに自殺された先祖)が存在すると、「なぜ?」と思うような不定愁訴や不調にみまわれたりもすることもあります。

そして

そんな成仏できていないご先祖を救うことが出来るのも子孫の感謝の想いです。

感謝の想いはすべてを凌駕する。

神頼みする前に墓参り…まずは家系をキレイに。持論です。

お墓参りが習慣になると

お墓に入っているご先祖限定ではなく、ご先祖全体へ思いを向けられるようになります。

突きつめるとこれがニッポン全体をキレイにすることに繋がります。

よしみんな、お彼岸はお墓参りへgo!おはぎもいただく☆

 

さいごに

前置きを書いていたらすでに1000文字を超えてしまったので(汗)

メインテーマはまた別に書こうと思います。

ほんとうは全く違うことを書くつもりでした(笑)

もしかもしか

こういうことを書くと

この人なんか怪しい宗教にでも入ってるんじゃないかしら?

などと思われてしまうのかもしれませんが

一切の宗教団体とも関係はありませんし、宗教に興味もありません。

信仰って単にひとりひとりの心の世界であって群れて同調するものではないと思ってます。

そもそも群れることや組織に属することが苦手だし好きではありません。

以前からわたしのブログを読んで下さっている方はわかって下さると思うのですが。

お彼岸になるとこういうことを書きたくなるんだよな。まいっちんぐ

お目汚し失礼いたしました。

 

*ぽこ*

  

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